ホットクックはレシピ通りしか無理? 実際に作ってみました【画像あり】

ホットクック

我が家の調理の強い味方は、SHARPのホットクックです!

材料さえ投入すれば、あとは自動で調理してくれて

とっても重宝しております。

今では毎日のようにホットクックを使っている私ですが

使い始めたころは、

「付属のレシピ通りにしないと上手く仕上がらないのかな?」

「この食材がないけれど、抜いて作ったらおかしくなるのかな?」

「食材を入れる順番を間違えても大丈夫?」

…などなど、おっかなびっくりしながら作っていました。

結論から言うと、多少レシピと違っていても作れます!

今では私もずいぶん図太くなって、自己流で調理しています(笑)

ただ、レシピから外れて調理をするときに

気にすべきポイントも、もちろんあります。

レシピ通りでない場合、

どれくらい融通が利くのか

どういったことに気を付けたらいいのか

実際に作って詳しく見ていきましょう!

ホットクックのレシピを確認

ホットクックは、レシピが豊富に内蔵されています。

ホットクックに付属のレシピ本、またはCOCORO KITCHENでレシピを確認します。

COCORO KITCHENはSHARP公式のレシピを教えてくれるサイトです。

アプリ版もあります。

今回は、鯛を入手したので「アクアパッツァ」を作りたいと思います!

【材料】

 【公式】

れんこだい     1尾(400~500g)

塩、こしょう    各適量

あさり       200g

プチトマト     1パック(200g)

にんにく(みじん切り) 1かけ

白ワイン      100mL

オリーブオイル   大さじ2

ブラックオリーブ  適量

クッキングシート

 【自己流】

本真鯛(切り身)  半身

塩、こしょう    各適量

あさり(剥き身)  約200g

トマト       1個

にんにく(みじん切り) 2かけ

料理酒       50mL

オリーブオイル   大さじ3

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―――――

エリンギ      1パック

しめじ       1パック

タマネギ      3個

コンソメ(顆粒)  大さじ1

左側が公式レシピ、右側が私が用意した食材です。

いろいろアレンジしていますが、主な変更点としては

 ・公式では1尾まるごとの鯛を、切り身のものに変更

 ・公式では殻付きのあさりを、剥き身の冷凍のものに変更

 ・キノコとタマネギを追加

といったところでしょうか。

では早速作っていきましょう!

調理開始

食材の下ごしらえだけは人間の手で行わねばなりません(泣)

公式レシピを見ながら頑張りましょう!

1. たいはうろこを取ってエラと内臓を取り、きれいに洗って水気をきる。

  両面に塩、こしょうをふる。

公式レシピではお魚の処理から始めるようです。

アクアパッツァと言えば、1尾まるまる使ったビジュアルのイメージが強いですが…

今回私は、扱いやすい切り身を使いました。

切り身なのでエラ・内臓の処理は不要です。

塩・こしょうは後回しにします(今するのは面倒なので…笑)

なので、この手順は飛ばします!

2. クッキングシートをたいの幅に合わせて切って内鍋に敷き、1のたいをのせる。

次は、クッキングシートをお鍋の底に敷いてその上に鯛を乗せるようです。

…が、この手順も飛ばします!

初めて作ったときは、私もきっちりクッキングシートを敷きました。

ただ、このクッキングシート、調理過程で必要というよりは

出来上がったあと、取り出すときにクッキングシートの両端を持ち上げると

完成品が熱くても、お鍋の底からお魚の形を崩さずに引っ張り上げられる

という意味合いが大きいと気付きました。

幼児のいる我が家では、どのみちお魚の身を小さくほぐす必要があるので

取り出すときに形が崩れて、ほぐれたほうがかえって都合がいいぐらいです。

崩れるのが気にならない方・崩れた方がむしろ取り分けやすいよという方は

よければチャレンジしてみてくださいね。

我が家では、お客様にお出しするような、見栄え重視のときは

クッキングシートを敷こうかしら。。。

3. 2に残りの全材料を入れ、本体にセットする。

メニューを選ぶ → メニュー番号で探す

→ No.019(アクアパッツァ) → 調理を開始する → スタート

お気付きでしょうか?

ここまで、手順を飛ばしてばかりで、まさかの何もしておりません!笑

そろそろ、調理を始めますね。。。

食材をお鍋に投入していきます。

みじん切りニンニクをお鍋の底に敷いて、厚めにスライスしたタマネギを入れます。

公式レシピでは、お魚を入れたあと、その上に他の具材を乗せていますが

我が家は、ニンニクやタマネギはしっかり火が通っているのが好みなので

先にニンニク・タマネギを入れました。

お鍋の下のほうがより火が通りやすく、お鍋の上方は火力が届きにくいのです。

これは、ホットクックでない、普通のお鍋を火にかけたときもそうだと思いますが…。

ここでようやくお魚を入れます。

まだ、下味を付けていないので、塩・こしょうを慌ててふりかけます。

公式では手順の1番で「両面に塩、こしょうをふる」とありますが

私は、タマネギの上に鯛を乗せて、その状態で片面だけ

塩・こしょうをふって終わりにしました。

だって、公式レシピは1尾まるまる使っていることを考えたら、

半身の単位なら、片側にしか塩・こしょうをふっていないのでは…!?

と、思えてしまって。。。笑

これで、ひっくり返して塩・こしょうをふる手間が省けたと

前向きに考えましょう!笑

その上に、刻んだエリンギ・ほぐしたしめじ・くし形に切ったトマトを乗せます。

(この時点で、公式レシピの手順に近くなりました)

キノコが下、トマトが上なのは、さきほどのタマネギと同じ理由で

キノコのほうがトマトよりしっかり加熱されてほしいからです。

公式ではプチトマトをトマトに変更したのは、深い意味はありません。

手持ちがなかっただけです。

これぐらい、ざっくばらんに食材を変更・追加しても大丈夫です!

野菜を多く摂りたいと思い

公式レシピより、ずいぶん野菜類を追加してしまったので

しっかり味付けするために、コンソメ(顆粒)を加えます。

あさりを加えることを忘れていたので

慌てて追加しました。

しかも、冷凍でカチコチのまま。。。笑

加えて告白すると…

公式レシピのあさりは貝殻付きで200gですが

私が使ったのは剥き身のあさりで200gなので

こちらもずいぶん公式レシピから逸脱しています。。。

もちろん、公式通りの手順で進めたほうが

味の沁み込み方や水分量などが完璧なのですが

自己流アレンジでも、それなりにできるので

けっこう融通が利くんだなぁという印象です。

オリーブオイルと、白ワイン…なんてオシャレなものはないので(笑)

料理酒を加えます。

全体量がレシピより多いので

オリーブオイルを少し多めに入れました。

タマネギから水分が多く出そうかなと思ったので

全体の水分量を調整するために、料理酒は控え目です。

あとはアクアパッツァを選んで…

行ってらっしゃい!

ここから先はホットクック任せです。

私は娘とお風呂に入りました。

4. 加熱後、やけどに気を付けてクッキングシートの両端を持ち、内鍋から取り出す。

クッキングシートは割愛しているので、

我が家はお鍋からおたまで取り出すスタイルになります。

さて、お風呂から上がると…

アクアパッツァが出来上がっています!

ありがとう、ホットクック♡

カチコチの冷凍あさりも、ちゃんと馴染んでいます。

悪くない出来栄えですが、公式レシピより野菜が多い分、

内蔵されているメニューの通り調理されると

水分が多く出てしまったようです。

仕上げに水気を少し飛ばして味を濃く仕上げたいところです。

そんなときは、「手動で作る」モードの

「煮詰める」を使っていきます。

とりあえず30分ほど煮詰めてもらいましょう。

何分ぐらい煮詰めるのがベストなのか

正直いつも悩んで答えが出ないのですが

最終的には、途中でちょくちょく様子を見ながら

煮詰まり過ぎそうと思ったら途中で止めたらいいし

足りなさそうなら煮詰める時間を追加したらいいや

という精神でやっております。

フタを開けたまま加熱していると

水位が減って、良い具合になりました!

お皿に盛って、頂きます♪

まとめ

ホットクックの調理は、公式のレシピ通りでないと

うまくいかないのかどうか確かめてみました!

結果は…自己流アレンジもできます!

自己流アレンジでできること

  • 好みの食材に変更
  • 好みの食材を追加
  • 手順の入れ替え
  • 自分好みの味付けに変更

好みの食材に変更

 今回、私は鯛の種類を変えたり、1尾使うところを切り身にしたり、

 プチトマトをトマトにしたりしましたが問題なかったです!

好みの食材追加

 キノコにタマネギとたくさん追加しましたが、大丈夫でした!

手順の入れ替え

 必要ない箇所を省いたり、投入し忘れた食材をあとから上乗せしても

 形になりました。

 もちろん、手順通りが一番万人受けする仕上がりなのでしょうが

 帳尻が合うのであれば、多少アバウトでも仕上がります。

自分好みの味付けに変更

 コンソメを足したり、白ワインがないので料理酒に変えたり

 調味料に関しても、アレンジして自分好みにできます!

自己流アレンジの注意点

  • 食材の増減による全体への味の影響
  • 加熱度合い
  • 仕上げの微調整はマニュアル作業

食材の増減による全体への味の影響

 食材を増やしたり減らしたりすることで、全体の水分量、かさ、味の染み出方…

 いろいろ変わってくるので、そこを考慮して加減する必要が出てきます。

 今回、タマネギから水分が出ることを考慮して料理酒を減らしました。

 (読みが甘くて、追加で煮詰めて水分を飛ばすことになりましたが。。。)

 あくまで私の体感ですが、何かを大幅に変更すると

 食材を変更・追加することで、元の公式レシピの火の通り具合では

 レシピそのままの味付けや水分量でいけることは少ない気がします。

加熱度合い

 うまく仕上がらないことがあります。

 また、底のほうがより加熱されるので

 しっかり加熱したいものを底のほうに、

 浅い加熱でもいいものを上のほうに置く工夫がいいかもしれません。

 今回、タマネギを底のほうにしたのでトロトロに仕上がりました♪

仕上げの微調整はマニュアル作業

 自己流でアレンジした場合、

 ホットクックに内蔵されているプログラム通りに調理されると

 どうしても味付けが思ったのと違ったり

 水分量が多かったり少なかったり

 火入れが甘かったり…

 完成したとき、何らかのズレが生じることがあります。

 そんなとき、最後は自分の手作業で微調整していく必要があります。

 私は今回、最後に水分を飛ばしたいと思ったので

 手動の「煮詰める」モードを使いました。

 同じ調子で加熱を続けてほしいときは、延長することもできます。

 味見をしながら調えていきましょう!

 自分好みのカスタムを見付けられると達成感もあります♪

他のご家庭ではどのようなアレンジをされているのか

知りたいなぁと思うこともしばしばあります。

いろいろ挑戦してみたいですよね!

本記事はPRを含みます。

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